かまぼこ型の石窯(ピザ釜)の特徴
このかまぼこ型の石釜キットは多くの種類が販売されているので、一層式や一層式、そしてデザインなど、自分に合った石釜を選べるのがメリットです。耐火レンガ製以外の石釜キットもあります。ではかまぼこ型の石窯の性能と製作のしやすさはどれくらいなのでしょうか。
かまぼこ型石窯(ピザ釜)の性能
石窯(ピザ釜)の性能は形状よって決まりますが、石窯の炉に求められるのは、燃焼して上昇する熱が炉の中をなめるように、なるべく長く対流する形です。理想的はドーム型石窯なのですが、作り方が難しい為、一般の方が石窯を制作する場合、作りやすさと性能が釣り合ったかまぼこ型になることが多いようです。
かまぼこ型の石窯には、ドーム型石釜に負けず劣らずの見た目にも石窯らしさがあります。そしてなによりもかまぼこ型の屋根は、箱形に比べて高さも高く出来るので、熱の対流効果が高くすることが出来ます。半円状の屋根は熱が周りやすく、食材をムラ無く焼くことができます。上部からの外力にも強い構造をしており、構造的にも安定した石窯が出来上がります。
かまぼこ型の作りやすさ
かまぼこ形の石窯の作り方は、床、壁に関しては、耐火レンガを積むだけなので、ドーム型石窯に比べて比較的簡単に作ることができます。(石釜キットを購入する場合でもほとんどの商品でこの作業は必要になります)最大の難所は天井のアーチ形状の屋根の製作です。アーチ形状に耐火レンガを積むために、アーチ形状の型枠製作が必要になってきます。
個人的には、かまぼこ形の石窯は、作りやすさと性能がちょうどバランスが良く、さらにアーチ形状の外観の”雰囲気の良さ”もあるので、DIYで石窯を作る場合には、おすめの形だと思います。
↓石窯の作り方