ピザ窯(石窯)の完成後は火入れ作業が必要です。

石窯の火入れ DIYでの石窯の作り方

ピザ窯(石窯)の完成後は火入れ作業が必要。

石窯の火入れ

ピザ窯(石窯)を完成させた後は、さっそくピザ窯(石窯)を楽しみとは思いますが、ここでいきなりパンやピザを焼いてはいけません。ピザ窯(石窯)の乾燥後は、まず「火入れ」という作業をする必要があります。

火入れ作業とは?

石窯の火入れ

火入れ作業とは、ピザ窯(石窯)の完成後、窯の中で小さな火をおこし、弱い火で少しずつゆっくりとピザ窯(石窯)を暖めていくことです。

火入れ作業の目的は、ピザ窯(石窯)を構成している、耐火レンガや耐火セメント、耐火コンクリートなどの水分を更に取り除き、窯全体の強度を上げることが出来、耐久性のあるピザ窯(石窯)を作ることができます。

また、天井部分のアーチ部分やドーム部分の制作時に、木製の型を使って製作をされた場合は、この時に一緒に燃やしてしまうと一石二丁です。

↓石窯の作り方

火入れ作業の方法

石窯の火入れ

火入れ作業の方法は、まずピザ窯(石窯)の中で小枝などを燃やし、小さな火をおこします。このとき、通常のピザ窯(石窯)で料理をする時の様に、強い火は起こさずに、弱い火で少しずつゆっくりとピザ窯(石窯)を暖めていきましょう。

こうすると、耐火レンガや耐火セメント、耐火コンクリートに含まれていた水分が少しずつ水蒸気となって蒸発していきいます。

注意点は、いきなり強い火を起こさないこと。強い火で、一気に石窯を乾燥させると、窯がひび割れたりしてしまう事があります。何回かに分けて徐々に燃料を追加しながら、徐々に窯の温度を上げて行くようにしましょう。

火入れ作業までがピザ窯(石窯)製作

子供の頃に「家に着くまでが遠足」と言われた方も多いと思いますが、ピザ窯(石窯)作りも「火入れ作業までがピザ窯(石窯)作り」なのです。ほんの少しの手間で、ピザ窯(石窯)の耐久性に違いが出てきますので、「火入れ作業」は必ず行うようにしましょう。

↓石窯の作り方

タイトルとURLをコピーしました