石窯の作り方1 – 耐火レンガなど、材料と道具を揃えよう。

コテ DIYでの石窯の作り方

意外と簡単?DIYでの石窯(ピザ窯・パン窯)製作

コテ

DIYでの石窯(ピザ窯・パン窯)の製作は、基本的に左官作業が中心になります。これは、モルタルを使ってレンガを積んでいく作業が中心になると言うことです。この左官作業は、コツさえ摑めば意外と簡単にできるようになります。

ここでは、石窯のDIYで必要な道具と材料(部材)を紹介してみようと思います。実際に作る土台や石釜の種類や形、大きさによって用意する材料(部材)と道具は異なってきますが、一般的には下記のような材料(部材)と道具が必要となってきます。

最近では一般家庭の庭でも楽しめる石窯キットが販売されているので、こういった石窯キットを購入すれば、初心者でも手軽に製作出来るようになりました。

↓石釜キットを購入するメリット

石窯(ピザ窯・パン窯)キットを組み立てる場合でも、耐火レンガ積む左官作業や基礎作りで下記のような材料と道具が必要になる場合がほとんどなので、参考にしてください。

石窯(ピザ窯・パン窯)作りに必要な材料(部材)

■ 耐火レンガ

一般的には石釜は耐熱性がある耐火レンガを使って作ります。大谷石や耐火コンクリートなどで作る場合もあります。石窯のサイズや種類によって使用する枚数は違ってきます。

↓耐火レンガ(煉瓦)とは

■ 耐火モルタル・耐火コンクリート(アサヒキャスター)

耐火モルタルは耐火レンガの目地として使用しますが、硬化させるには800度以上の加熱が必要になるため、石がまずくりではあまり使用されません。石釜作り多く使われるのは耐火コンクリートの方で、こちらは通常のセメントと同様に水で練って常温で硬化します。アサヒキャスターという耐火コンクリートが石釜作りでは定番となっています。ドーム型の石窯を作るときにはドームの部分を作るときにも使用します。

↓耐火モルタルと耐火コンクリートの違い

■ 土台

石釜を上に置く土台(基礎)は、一般的にはコンクリートブロックなどで自作するか、もしくは木製や鉄製などで石窯を乗せても耐えられる丈夫な物で作ります。枕木などで作って雰囲気よく仕上げる方法もあります。

↓石窯の作り方 土台(基礎)作り

石窯(ピザ窯・パン窯)作りに必要な道具

■ シャベル

一般的なシャベルで十分です。土台や基礎を作る時に土を掘るのに使います。

■ ディスクグラインダー(ダイヤモンドカッター)

ディスクグラインダー耐火レンガやコンクリートブロックを切断加工するのに使用します。石材を切断できるディスクを用意してください。

■ たがね

耐火レンガを割るために使用します。ディスクグラインダーで切り込みを入れて、その切り込みにたがねを差し込んでハンマーで叩くことで耐火レンガを割ります。

■ トロフネ

モルタルを練るための容器です。耐火モルタル・耐火コンクリートに水を加えて練るのに使います。練るための「クワ」も必要になります。

■ 左官コテとコテ板

左官コテは耐火レンガを積む作業の時に使います。用途によって様々な種類があるので、出来れば2.3種類は用意しておきたいものです。

■ ゴムハンマー

レンガの高さ調整などに使用します・積み終わった耐火レンガをコンコンと叩くようにして、微妙な高さ調整をします。

■ バケツ・水平器・手袋・ect

その他にも様々な道具が必要になりますが、基本的には通常のレンガ積み作業の時に必要な道具と同じ物が必要です。

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