大きく3種類ある石窯(ピザ窯)の種類(形)
石窯の形は、石窯のキットを除くと、それぞれの石窯によって全て形が異なります。ただ、石窯の形は大きく分けて3種類に分けることができます。それぞれの石釜に特徴やメリットがあります。
石窯の性能の順番は、ドーム型>かまぼこ型>箱形の順ですが、反対に石窯の作りやすさの順番は、箱形>かまぼこ型>ドーム型の順になります。
一般の方がDIYで一からつくる場合は、必然的に「かまぼこ型」か「箱形」の石窯が多いようです。結局のところ、どの形を選ぶかはあなたの”DIYの腕”しだいです。
ドーム型の石窯(ピザ窯)
ドーム型の石窯とは壁と屋根部分が一体となり、半球状の形をした石釜です。
石窯(ピザ釜)の理想的な形はドーム型とされています。食材を料理する部分から壁や天井まで距離が等間隔で、均一な熱対流が期待でき、焼きムラのないピザや石釜パンを焼くことが出来ます。
↓詳しくはドーム型石窯の特徴ページをご覧下さい。
かまぼこ型の石窯(ピザ窯)
屋根の形状がかまぼこの断面の形をした石釜をかまぼこ型石窯といいます。半円形の内部は、熱の周りも良く、ドーム型の次に良い形状とされています。アーチ状の屋根は見た目の雰囲気が良いのもポイントです。
↓詳しくはかまぼこ型石窯の特徴ページをご覧下さい。
箱形の石窯(ピザ窯)
その名前の通り、見た目が箱形の石釜のことです。基本的には、耐火レンガを積んで、屋根部分は大伴サイズの大谷石などで平らに作ります。DIYで作るのが最も簡単な石釜の形です。使用する耐火レンガも少なくて済むので、料理の時のコストパフォーマンスにも優れています。
↓詳しくは箱形石窯の特徴ページをご覧下さい。
自分の好きなデザインで仕上げよう。
上記のように大きく3パターンの種類に分かれる石窯の形ですが、デザインで言えば無限のパターンがあります。レンガに凝ってみたり、屋根を付けてみたり、耐火コンクリートにタイルで仕上げてみたり、基礎に枕木を使用してみたりなどなど…。DIYで石窯を作られている方は、それぞれご自分の好みで、見た目をデザインされています。